TOEICの問題集を買ってみた★リスニングについて
買ってみました。TOEIC模試。写真の問題が減ったようですね。
680点時代に私がどうやって勉強していたかと言うお話をしましょう。
Listening の部ですが、キーワードは ★繰り返す★ です。
1. ディクテーション
2.そして、質問とスクリプトを見比べながら問題の傾向をつかむこと
1.の場合、
① ワンセンテンス聞いて聞きだせた単語なり文をノートに書き込むのです。どうしても聞けないものは、音からスペルを想像して辞書を手あたり次第ひく。
② 文を聞きだせない場合は、最低3単語は書きだせるように何回も聞いてください。
③ それが終わったらスクリプトを目で追いながら音を繰り返し聞いてください。
この、「繰り返し」が重要です。耳慣れするためにもぜひ。
最大の要点は、ゲームだと思ってディクテーションをすること、です。
これは東海大学で教えているときにも使いました。TOEIC向けではありませんで、YouTubeからその時々に話題の内容や、年齢的にDMVの運転教習、ネコ缶のコマーシャルなんかを使いました。10 Rules of Success からはTrump大統領就任前のビデオをディクテーションしてもらいました。ほんの3分だけの聞き取りですが、この宿題するだけで3時間はかかるといわれて嫌がられたものです👈鬼
きちんとやった学生はリスニング👂が向上しました。忙しくてそんな時間ない、と仰る方は、電車の通勤時間などスマホで聞き取るだけでもずいぶん違います。
2.の場合
これはぜひ。日本人が作った英検と非日本人が作ったTOEICでは問題の出しどころが違うといえます。何度か模試や問題を解いていくうちに見えてくるし、ああ、ここが聞きたいのだな、と分かります。
これができるようになると、普通に会話しているときも脳内の回路が要点を聞き出してくれるようになるので、役に立ちます。
600点も無いよ、と言う方がいるかもしれませんね。要領は同じですが、まずはスクリプトを見て聞く、を繰り返してください。日本語の意味も書いてあるのでそれぞれ比べてくださいね。ずーっと聞いている間にぶつぶつと英語を追いかけて真似をする、をしてみてください。通訳の訓練の基本のキです。これは耳慣れるほかに文の構造をとっさに判断できるようになる練習なので、文法の基礎力にも役立つはずです。
辛いところは繰り返し、時間がかかる部分です。なので、ゲーム感覚で聞き取りをしてみてください。おおお、今日は3ワード一気に聞きだせた、とか、グラフにすると目にみえて良いです。
次回は、具体的に問題をピックアップして解説したいと思います。