エンジニアラブな翻訳者たち - シン・ゴジラと避難場所
英語屋ホンポ、頼もしいお仲間と共に、防災関連のグループを立ち上げました。詳細はメンバーに相談の上もう少し後にオープンにします。
さて、表題。こうした活動のお陰でシン・ゴジラが10倍楽しくなりましたよ(笑)
ゴジラ第1形態で上陸してきたときに消防士が叫びます。
「地震災害避難所では役に立ちません。別の避難場所を指示してください!」
ゴジラだからねぇ。第1形態でも通り道の人たちの避難所は無いと思う。あの赤い体液は放射線を放っているんですもの。
地震災害の避難場所や避難所。これ、実は違いがあるのです。屋根のあるなし。それから一次避難場所には普通ご飯は出ない。
それから第2形態から第3形態の時に地下に誘導されるシーンがありますね。そうなのです。ミサイルや放射線を避ける場所は取り急ぎ地下道や地下鉄などの施設です。でも、その後何日も助けが来ない可能性があることも念頭におかないと。
先ほど横浜の幼馴染と話していましたが、駅のすぐそばに住んでいる彼女の悩みは、川に囲まれていること。避難場所や避難所はその川を越えていかなければなりません。津波がきたら?高潮で浸水したら?10年前の洪水の時には鯔がマンションのロビーを泳いでいたとか(笑)。日本は災害だらけ。だからこそ、防災のハードとソフトの技術がいるのですね。