chikakamiyatransbizのブログ

通訳者・翻訳者として日々の活動、他

英語を勉強するようになったきっかけ

私は今のキャリアを28歳から始めました。たった英検2級しかないのに(笑)

ニュースで評判を下げた会社ですが、とても自由でどのような立場の社員も平等に扱ってくれました。そう。私が本気で勉強を始めたのがこの時からなのです。だって、翻訳・通訳者として雇われたのですから💦。その後32歳くらいから通訳の勉強を始めました。これは物凄く大きかったです。途中家の事情で通えなくなりました。その後、もがいていたのですが、思い切って英語を使わなければならない会社に入ることにしたのです。その後はダミーや技術界隈なら何とかなるけど日常生活にたりる英語力が無いと言うなんだかアンバランスな状態になったので、英会話スクールにも通ったものです。このアンバランスなスキルの地ならしをするのが大変でした。仕事では高く評価されていたからです。東京に帰って気象測器の会社にいた頃はNOAAとのプロジェクトがあり、それに従事していました。実はこの前にもインドとのプロジェクトなどに携わりました。英語を介して実業に携わることを何年か続けました。

独立してからは人との出会いを通じてコンサルティング会社で契約書の書き方を習ったり、先輩翻訳者の仕事の紹介にあずかるなどしているうちに、これまたお客様の紹介を経てお太り様こと人事戦略コンサルタントと出会いました。通訳として同行すること3年。人事戦略を学ぶことができました。その後渡米しました。7年間をアメリカで暮らし、北米のお客様を獲得したりしながら、帰国の都度、招かれてアドホックセミナーをしたり、こうした経験を経てフェニックス大学のマーケティングのゼミでゲストスピーチをしたり、大学の経営英語講師を務めたりと、思えば色々経験してきたものです。帰国するころには、思ったよりも力が付いていたと言うところです。

そう、お気づきのように、今のキャリアは私が選択し、経験を積んできた結果、OJTで冷や汗をかきながら、実地に苦労しながら獲得してきた知識とスキルです。体系的に習ってはいません。長いお付き合いのお客様とお取引しながら、いまは某人道団体に身を寄せています。

でもです。これから、この方法は今後通用しないだろうなぁと思います。AIが台頭してきて精度が上がってきているからです。ただ、AIの台頭やポケトークの存在をありがたがるのは今後も日本人だけだろうなと思います(笑)。さりながら、当然ですが私がこの世界に足を踏み入れた頃より客側のバイリンガルが増えて勉強している人もいるので、勢いと蛮勇だけでは難しい職業になったと言えます。そこで、私もいったんフリーを離れて外国の人道団体の東京事務所に身を置くことにしました。広報担当官が新聞社出身で、表現についてはかなり鍛えられます。ありがたいことに高い評価(私一人で80万円外注費をセービングしたとか)を頂いており、しばらくここでお世話になりながら bread & butter の仕事を確保し、次のステップに向け独学ですが他人から見える「資格」を取ってみようとしています。評価が高いに甘んじると成長しませんから。私は油断が危ない奴なんです。ちょっとは自信を持っていい。でも、そこで止まってはならないと、最近であった同業者をみていて一念発起しました。

ついでに、英語屋ホンポ自身、仕事自体がPTSDのトリガーになる場合がるため、暴力により失われた仕事力を取り戻して、障害をコントロールできる安心状態になることが目標です。ちなみに、通訳業ってね、この病気を患っている人たちの短期記憶障害のリハビリに役立つ気がします。私の経験ですけど。リテンションした言葉を別の言葉にアウトプットする。心=脳に傷を負っていると常に緊張状態になるので記憶力が落ちますよね?通訳って左右の脳みその間に言葉を行き来させるのですが、これってEMDRという治療と同じ現象が起きるからだと思います。

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つゆ草が顔を出していました。