chikakamiyatransbizのブログ

通訳者・翻訳者として日々の活動、他

翻訳ときどき通訳 - 2020年に翻訳・通訳は不要になるか?

Women's Localizationという会があって、新しいAIを駆使した翻訳ツールがあると言うので参加してきました。

翻訳はAIに取って代わられるのか?
 
私たちにとっては死活問題ですよね...
 
多くの仲間は淘汰されてしまい、私も生き残れないかもしれないけれど、上澄みだけが残るという見通し。エージェントは口をそろえて翻訳は無くならないと仰る。

詳しいことはよく理解できなかったけれど、まるで人間の神経細胞が伸びるようにビッグデータを泳ぎまわり、必要な情報をつかみ、統計と仮定を駆使して一つの文章が出来ていく。けどね、AIを駆使する翻訳の料金てどうなるのかしらね?

我々が手を入れるたびに機械はあらゆる表現を吸い上げ新しいデータを蓄え、仮定を構築し、さらには、今まで弱かった言語も学習して同時にレベルアップできるのだそうだ。そう言えばHIPOっていう、多言語を話すお教室がありましたね。一気に他言語に触れて、それなりに習得していくというメソッドが。

我々の仕事は5年後に急になくなることは無いけれど、プログラムの学習速度はすさまじく早いので、6年後には無くなっているかもしれない。

翻訳会社の場合、値下げして需要を掘り起こす、みたいなことを考えているんだろうなぁ。

それよりも、私と同じような考えをして行動に移している人がいた!3月3日の大学連携の講座には私も潜り込ませてもらう予定。ずばり言われました。私が何を目指しているのか、自分の中に答えがあるじゃないですかって。